課題は何ですか?
せっかく素晴らしいサービスや商品をお持ちであっても、
その良さを人に伝える手段が無ければ事業を広げる可能性は低いままです。
ただ、これは大変難しいことで、一見すると宣伝など簡単簡単。
自分の商品の写真と名前と売り文句をちょっと加えて、
チラシにして配れば誰かしら興味を持ってくれるだろう!
と思われるかもしれませんが実際そう簡単ではありません。
そもそもそんな簡単に宣伝が上手くいくなら誰も苦労はしません。
紙媒体に限らず、WEBにおけるバナー広告やホームページも同じですが
ひとつの広告を作るには様々なテクニックを盛り込む必要があります。
伝える相手はどんな客層で、この商品はその人たちにとって魅力的に
感じてもらえるのか。その為に必要な宣伝要素は何なのか?見せ方は?言葉は?
そこからさらに分析を加えてゆくのです。
最終的に出来上がったものが、デザイン的に美しいからという理由だけでは、
その広告物による宣伝効果は期待が出来ません。
なぜなら消費者が欲しくなる為の要素や工夫、その組み込みが十分ではないからです。
これまで多くのチラシを打ってきたけど、さっぱり効果がなかった...。
という事業者の皆様も多いかと存じます。
しかしながらデザイナー自身が予め商品の分析力や戦略を持って制作に臨んでいれば
こういった事態は避けられたかもしれません。
これからは見た目の美しさだけではなく、市場性や商品・サービスについて考察が出来、
売りにつながる広告が作れる。そんなデザイナーが必要とされます。
三條直人
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