音楽のパワー

デザインの仕事と音楽の仕事は似ています。


タイピングでは文字の間隔や行間などをきれいに合わせます。

音楽でも一つの小節の中の音の拍子をきれいに合わせます。


整列された文字がひとつのまとまりになって、文章(テキスト)となります。

拍のしっかり揃った小節が、リズムやメロディとなります。


テキストや写真やイラストが合わさって、ひとつの広告が出来ます。

リズムやメロディが楽章を構成して、ひとつの曲が出来ます。


ステイホームの時間が多くなりました。

テレビやネットでは暗いニュースばかり目にします。

一方で、家にいることにより、以前よりも音楽と接する時間が増えました。

音楽を聴くことで気持ちが癒されたり、画面越しであっても演奏を聴くことで

、或いは楽器の演奏を楽しむことで

人とのコミュニケーションが以前よりも増えたような気がします。

そして音楽に触れているとき、明るい気持ちになっている自分がいます。


これまでに世界は多くの困難に出会ってきたと思います。

だけどその困難の度に人間は音楽を奏で、辛くても互いに励まし合い、

癒され、勇気づけられて、笑顔で乗り越えてきたのではないでしょうか。

今まさに音楽が人間にもたらすパワーを実感しています。

そして音楽からもらったパワーは自分の中でエネルギーとなります。

そのエネルギーで明日も前向きに楽しく、音を奏でるように仕事に取り組めるのです。


三條直人




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